いろいろと教材研究したり、指導方法を学んだりしていると、
語学・指導に関するさまざまな資格があることに、改めて驚きます。
その中でも、日本で最も知られている英語に関する検定といえば・・・
TOEIC と 英検 でしょうね。
どちらが良いですか。
と聞かれることがありますが、どちらもそれぞれで良い悪いはありません。
ただし、この2つの検定は、世界共通ではないことが共通です。(笑)
TOEICも日本がメインで少しアジアといった感じではないでしょうか。
ただ、私が思うに、どちらの試験も
「英語が理解できる」かどうかを計るのには適していると思います。
より細かく計れるのが点数表示のTOEICでしょうね。
私個人的には、英検の問題は面白い記事もあって好きです。
ただ、2次試験はもう少し難しくなってもいいのではないかと思っています。
なぜかと言いますと、英検の2次試験は、「考えて発する」技能を計ります。
1級でも準1級でも、自分の考えと言葉が必要です。
ところが、2級の場合、受験生の多くがが中学生高学年~高校生で、
大人の方も結構受験されるにも関わらず、
そんなに考えなくても出せる答えが多くあります。正直レベル違いだと思うのです。
それぞれ、検定試験には「目的」やクセのようなものがあります。
自分の目的にあった試験を、的確に学習して取得できれば、それが一番と思います。